升たかさんの個展に寄せて ⑥ 「フィルター」
14 時間前
読了時間: 2分

会まであと二日となりました。
これほどたくさんの作品が揃うと圧巻です。一つ一つが超個性的で、どこを探しても出会えない特別なものだと、しみじみ感じています。
作品が特別なのは、あらゆる題材が「升たか」というフィルターで濾過され、エッセンスはそのままに、升さんが新たな生命を吹き込んでいるからなのだと思います。
昨日、この度の会に向けた作品の第二便が届きました。それも「フィルター」を題材にした帯留です。
升さんにこの三年の間「なんでもリクエストがあれば言って」とおっしゃっていただきました。その言葉に甘えて、ずいぶん前にご提案したのが、昔、エジプトの日常で使われていた水壺の蓋、フィルター(水を漉すための道具)です。
「用の美」を感じる、素朴で温かい佇まい。
日々使う道具にも文様を施し、暮らしを愉しんでいたことがうかがえます。
見ているうちに、こんな帯留も素敵だろうな、と思うように。お話しすると気に入ってくださり、すぐに資料となる本をお送りしたのがはじまりです。
今回は「縄文」を手がけていただくことになり、フィルターのお話はずいぶん前のことでもあったので、実現しないものと思っていましたが、こうして作品となって届きました。
想像を超えた無垢な美しさ。
一つ一つに施されているのは異なる文様ですが、並ぶと美しく調和しています。それぞれに良さがあってなかなか選べませんね。升さんの作品には、画像では伝わりきらない魅力があります。
この美しい景色を見に、ぜひいらしてください。
明日は本日届いた「縄文」作品をご紹介します!


